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2009年7月

飼育係は手抜きが出来ない

炭素循環農法のHPが久々に更新されました。
 林さんが春に日本に来られたときの、各地の圃場の実態です。

 http://page.freett.com/tenuki/jissen/rei3.html

 (補足ですが、炭素循環農法のHPは以前に述べられた事柄が、後に加筆されたり、再編集されたりしています。ただ、更新日が記載されてはいてもどの部分が更新されたのが分からないこともあり、やはり常日頃から、このサイトを見続けないと発見出来ないようです。でも読むたびに新たな発見があります。)

 それで今回の内容は・・・餌が足りない。
 これは大いに反省しなければならないことです。

 それで今日は雑草に覆われてしまった畑を耕すことに致しました。

 その前にスイカやメロンの蔓、トウモロコシの茎、伸びきった雑草を草刈機で細かくし、剪定チップを散布しました。

Image3471 (クリーンセンターでコンパネを両サイドに立ててショベルカーで積み込んでもらいました。目方は約900キロ、価格は105円でした。)

Image3491

今回剪定チップを選択したのは草抑えになるかどうかを見るためでした。
 廃菌床は砕く必要があったので、このほうが手っ取り早いかと思ったのですが、ただ軽トラから畑に降ろすのが大変でした。
 軽トラでそのまま圃場に入れるところなら楽なのですが、この畑はそれが出来ません。
 もう少し楽な作業が出来るように工夫をしたいと思いました。

 それで今日は150坪くらいのところに剪定チップは700キロ近く投入しました。
 ちなみに年間での投入量の目安は反1トンくらいになるようです。

 実はスイカのマルチをはがしていたとき、所々にミミズを見ました。

Image3461

まだまだミミズを必要とする畑では転換は遠いと感じました。
 やはり飼育係は手を抜いてはダメだということを痛感しました。

 そしたら今度ははじけたメロンの中にカブトムシを発見したのです。

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自分は今まで畑でカブトムシの成虫を見たことはなかったので、このときはホントに驚きました。それもオス二匹とメス二匹、何故か嬉しくなったのです^^

 そして、夕方粗く起こしました。

Image3511

そして残った剪定チップをキャベツやアスパラのところに敷いてみました。
 
Image3501

それで、今日の感想は・・・。

 微生物を飼うということは、家畜やペットを飼っているのと同じこと。
 暑さにかまけて忘れていては飼育係になれません。
 
 そして剪定チップの安さにびっくり!
 こんなお得な資材で100円。でも100円ショップでは売ってません。
 草抑えになりそうなので、今度はマルチを使う代わりにこれで行こうと思いました。

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初めての稲作と現在の状態

 初めて大規模での稲作に取り組むことが出来ました。

 大規模と言っても4町歩、専業農家ならばこれくらいなんてことはない面積です。

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 自分は上の画像の田んぼがいちばん気に入っていますので、まずはそちらから紹介します。

 この面積は約1反ほどの田んぼです。それと隣接している田んぼがしたの画像です。

 Image2981

 三枚の田んぼ合わせて面積は5.5反、実はこの田んぼは圃場全層にトロトロ層が形成された圃場となったのです。

 それでぶんけつは大体20~25株ほど、でも奥の方には30~35株ほどになったところもありました。

 それが次の画像です。

 Image3421

 品種は晩生のヒノヒカリ、肥料は一切使用せず、無肥料栽培での圃場です。

 無肥料栽培=自然農法であると存じますが、自分の場合はもう二つの呼び方がありまして、紹介すると炭素循環農法=手抜き農法となるのです。

 でも、今年からまるっきり手抜きは出来ません。あくまでも目標が手抜き農法であるのです。

 炭素循環農法というと、何か難しい農法のような感じがするのではないでしょうか。

 でも、呼び名を簡略させて、漢字を換えると単純農法になるようにいたってやり方はシンプルなのです。

 

 単純農法のポイントは人間が作物を栽培するのではなく、人間はその圃場の微生物の飼育係を担当すること。

 それが出来れば、誰でも簡単に行うことが出来る農法、それが炭素循環農法という究極の自然農法であると私は思っているのであります。

 そして今回紹介する圃場の状態は、良いように思います。

 但しそのように思えるのはこの圃場だけ、ですから全体が4町歩ありますから八分の一

となるのです。(後日紹介致しますが、心配する田んぼが多いのです)

 この圃場は全層にトロトロ層が出来ているとお伝えしましたが、トロトロ層とは田んぼの土の表層に出来るもので指で触っても触れているという感覚があまりない状態をいいます。そしてここに多くの微生物たちが棲息することができるのです。

 無肥料栽培と言っても有機物は使用します。それはあくまでも微生物たちへのご馳走であり、作物のご馳走ではありません。

 田んぼの場合は稲株と稲わら、それが微生物たちへの餌の供給源であるのです。

 微生物たちに餌を与えることが出来れば、作物への養分の供給は微生物たちの仕事になります。

 そして田んぼは日本は水田です。

 ということは土の力よりも水の力を活かす必要があるのです。

 炭素循環農法では地力は三分の一、そして水力が三分の二だと言われています。 

 ですから当方の田んぼでは中干しはせずに原則は深水管理をしています。

 ただし、稲の状態を観察して明らかに阻害されている場合は除きます。

 以上、今回の報告はここまでです。この続きは次回にまた紹介させていただきます。

 

 

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自己紹介

 はじめまして、今日からココログの仲間入りをします。

 よろしくお願い致します。

 私は自然農法に興味があります。平成5年に家庭菜園を始めて平成9年から18年まで、主にはEM菌を活用した自然農法を学んでいました。

 ( ちなみにEM菌とは人間側から見て善玉となる微生物が複合されたもので、主には乳酸菌、酵母菌、放線菌、光合成細菌などの微生物で自然界にはどこにでもいる微生物です。 )

 しかし、自然農法はとても手間がかかり、夏は雑草との闘いに明け暮れ、いつまで経ってもその環境から抜け出すことは出来ず、経験は重ねてもいつも一年生のままでありました。

 そして平成18年に転機がありました。

 転機というよりも挫折です。それまで長年一緒に農業をやってきた仲間とうまくいかず、その農場を離れなければならなくなってしまったのです。

 でも、そのときに自分が理想とする自然農法に巡り会うことが出来たのです。

 それが炭素循環農法というものでありました。

 実はそれに出会う前から課題としていたことがありました。

 どうしたら土の中の微生物たちを活発にさせることができるのだろうか?

 その一点に的を絞ってずっと悩んでいたのです。

 微生物を活発にさせるには環境を整える。そのためには水、ミネラル、基質などを考えました。

 そして良質の水に転換する工夫やミネラルの活用など、ほぼこれでうまく行くかも知れないと、それらの資材が揃ったとき、農場から離れなければならない事態となったのです。

 

 ・・・そのときは途方にくれました。

 しかし、それは自分の考えの間違いを気付かせてくれるためのものだったのです。

 それが炭素循環農法との出会いでした。

 

 特別なものなど何も要らない。

 そのときやっとそのことに気付き、新たな意欲が湧いてきたのです。

 そして今年、4町歩の田んぼと1反ほどの畑を授けていただくことができました。

 

 文章を書くのは苦手で拙い文しか書けませんが、今までのそんな体験と日々の様子をお伝えします。

 

 簡単ですが、自己紹介とさせていただきます。

 新たな出会いに感謝申し上げます。 

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