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終末論とは何か 1

 ・・・まず終末論とは何かについて考えるとき、私たち日本人は「世の終わり」を思い浮かべるのではないでしょうか。
 しかし、聖書的な発想で考えてみると、言い方がおかしくなりますが、それとは少し異なっているように思われるのです。

 では、終末とは何を示しているのか。
 その第一はユダヤ民族の回復のことを指しています。
 
 しかしここで大事なことがあります。
 それは大きく分けて二種類のユダヤ人と言われる人々がいること。そして一方が本物で、もう一方はニセモノであるということなのです。

 ではどのようにして本物とニセモノを見分けるのか。それは新約聖書、旧約聖書を通じて登場するユダヤ人が本物であるということです。
 結局それは、アブラハム、イサク、ヤコブの血統の流れを受け継いできた流れを指しています。
 本来、ユダヤ人とはアジアの人々、それもアジアの西の方にいた人々で、その先祖は今から約4千年前の人物アブラハムであり、その子がイサク、その孫がヤコブであったのです。

 多くの人々は今日においてユダヤ人といわれる人々がすべてアブラハム、イサク、ヤコブの子孫であるかのように考えています。しかしそれは偽りなのです。

 例えばイスラエル国家は1948年5月に建国されました。この建国のために尽力したのがアシュケナジー・ユダヤ人といわれる人々でありました。そしてイスラエルの初代首相はベングリオンでありました。
 このベングリオンはアシュケナジー・ユダヤ人で白人でありました。
 アシュケナジー・ユダヤ人の先祖は今から千年以上前に中央アジアにいた人々の子孫であります。それは今日のカザフスタン近郊にいた人々であって、カザール人と呼ばれる民族であったのです。
 そして、彼らは外部からの圧迫で、ユダヤ教に改宗した人々でありました。ところが彼らはユダヤ教徒カザール人と名乗ならずに、皮肉にもユダヤ人と名乗ったのです。

 一方、本物のユダヤ人は西暦70年にローマによって散らされました。元もとのユダヤ民族は12部族、しかしこの時点ではすでに10部族は消え去っていて、ユダ族とベニヤミン族の2部族しかイスラエル(当時は南ユダという国でした)には残されていなかったのです。その2部族が散らされるのです。
 そして彼ら本物のユダヤ人はスファラディ・ユダヤ人と呼ばれて、イタリアのベニスにもいましたが、その本拠地はスペインに置かれていたのです。ですからスファラディ・ユダヤ人とはスペイン系のユダヤ人と言われるようになったのです。
 そしてスペインを後にして、北アメリカや南アメリカへ、そして北アフリカから中近東に移動するようになったのです。
 また、もうひとつのスファラディ・ユダヤ人の流れがありました。それは移動せずに中東に定着していた本当のユダヤ人たちでありました。
 彼らは主にイラクに定着し、ミズラヒと呼ばれるユダヤ人です。

 そしてスファラディ・ユダヤ人は今から2千6百年前、バビロン捕囚のときに連れていかれたユダヤ人の子孫でありました。
 バビロンとは今のイラクを指しますが、このバビロンがペルシャによって滅ぼされたため、そこに連れられたユダヤ人たちは、その時点で元の国に戻ることが出来たのです。これは紀元前のことです。

 話を元に戻しますが、この2部族のユダヤ人が西暦70年に、ローマによって散らされるのです。
 そして1948年、まさに気の遠くなるような歳月を経て、建国されることになったのでした。
 ところが、建国を果たしたイスラエル国家の中枢はアシュケナジー・ユダヤ人が占めていました。
 そして建国と共に散らされていた本当のユダヤ人たちも、徐々にイスラエルに集まって来るようになったのです。

 このようにイスラエルという国は表面的には一つにまとまっているように思われますが、現実的にはあたかも砂漠の砂のようにバラバラな存在であるのです。
 ユダヤ教といっても一枚岩では決してなく、様々な問題を秘めているのです。

 ・・・終末論に戻します。

 この終末論とは元々は旧約聖書からきているのです。ですから、終末論で問題となるのはアシュケナジー・ユダヤ人ではないということが分かります。
 ですから終末論は本当のユダヤ人であるスファラディ・ユダヤ人とミズラヒと呼ばれる人々のことがまずその対照になるといえるのでしょう。
 そしてユダヤ人(以後は本当のユダヤ人のことを指します)は選民であると言われています。
 ではこの選民とはどのような解釈をすればいいのでしょうか。
 それは造物主がこの世界を造り、最後に人間を造られたいうことから考える時、人間が神に代わって、この世界の秩序を保つようにと使命を与えられたのではと考えられるのではないでしょうか。

 このようなことから人間の知恵はその他の動物とは異なり、非常に優れたものであります。そして、人間は知恵とともに愛情も与えられ、多くの動物、植物をも心を込めて育てることが出来るからです。
 ですから、このような管理を行う立場に置かれたのではないでしょうか。
 しかし、人間の先祖は創造主なる神から離れ、与えられた知恵を自由奔放のために使ってしまい、後に失楽園となってしまったのではと思われるのです。

 そして歳月が流れていく中、そのような人間の自由奔放は、あらゆる悪、罪、汚れを充満させるに至っていったと思われるのです。

 神はこのとき、なおその中で神に従う者たちに、すなわちノアとその家族を救い、その他の者を裁いて消滅させることを計画されてしまうのです。これがノアの時代の大洪水であり、ノアたちが入って救われたノアの箱舟のことなのでしょう。
 そして旧約聖書の「創世記」6章以下には、このノアの洪水について非常に詳しく述べられています。私たち日本人はこれは単なる神話やおとぎばなしに過ぎないと思いがちですが、しかし、今日、その洪水や箱舟が科学的に検証され続けていることは事実なのです。

 例えば、多くの民族の歴史に大洪水がありました。あらゆる動物が一つがいずつ箱舟の中に入って助けられたという、その箱舟の大きさが旧約聖書には記録されています。
 箱舟とはスピードを出す必要はありません。大洪水の中で浮かんでいればそれだけで役目は果たせたのです。
 その箱舟の縦、横、高さの寸法は、そのまま今日の巨大タンカーと同じ比率になるのです。
 タンカーはゆっくりと動けばよいのですが、タンカーの目的はできるだけ多くの石油を積むということがその役割であるのです。
 船を造ったこともない、ましてや巨大な船など造ったこともないノアが、どうしてその箱舟のその比率を知っていたのでしょうか。
 ・・・そしてノアの箱舟は数ヵ月の間の洪水を経て、やがてトルコのアララテ山に漂着し、その後に水が次第に引いていくのでした。
 さらにその数ヵ月の間、動物はどのようにして箱舟の中で過ごすことができたのでしょうか。
 彼らは暴れなかったのか、そして食糧はどうしたのか。
 おそらくこれを解く鍵が、動物たちに備わっている「冬眠」だったのでありましょう。
 このノアの大洪水は今から約6千年前の出来事であったとされています。

 
つづく

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