« 2010年4月 | トップページ | 2010年8月 »

2010年5月

今年、林さんから学んだ事柄

  先ず始めに、今年もまた林さんがブラジルから帰国されました。

 3月に日本にやって来られ、今日本各地の炭素循環農法実践者を訪ねられ各地で講演されています。

 林さんのこの恒例とでもいう行事は全て無償なのです。

 それで4月29日、小生の田畑も見ていただくことが出来ました。

 その前日、伊勢神宮に行かれるという事でご一緒させていただきました。

 そして外宮の鳥居をくぐったとき林さんは次のようなニュアンスで話されました。

 「神社は願いや祈りをするために来るところではない。もし、神に祈りが通じるのであるならば、とっくのとうに平安な世界は訪れている。多くの聖者と呼ばれる方たちが今までどれほど祈りを捧げたのか、しかし世界は変わってはいないのが、その証しであるのです・・・・・。それよりも神様の願いを叶えてあげること。私はそのために神社に訪れるのです。」

 小生も多くの方々と同じように、今まで何十回といろんな神社に行かせてもらったことがあります。でもこのとき生まれて初めての体験をすることとなりました。

 外宮の参殿に林さんが入ったとき、奥の幕が吹き上がって来たのです。

 そして林さんは参拝をされませんでした。でも小生にはそのとき天が林さんに挨拶をされているような気がしたのです。

 それで小生もこのとき初めて生意気にも手を合わすことをしませんでした。それでも喜んでいただけたと思ったのです。

 

 その林さんから今年学ばせていただいたことを、以下に紹介させていただきます。

  今年もまた3月にいろんな種を蒔きました。
 でもどの作物もいい苗ができなかったというか、小さい苗が多かったのです。
 
 ・・・でも。
 今、その苗に変化が現れてきたようです。

 46735190_27958568141

 (定植直後のレタス、植えてあるかどうかも分からないほど苗が小さかったです)

48607010_18505166511

  (現在のレタス)

 定植してから現在まで、ご覧のようにレタスの成長は止まっているかのようです。
 寒さのせいも若干あるかも知れませんが、養分の補給がなされていない状況であります。

 それが・・・。

48607010_28930083331

 (葉色が良くなり大きくなったレタスを発見)

 そのような状態の中で、少し変化が現れてきました。

48607010_42627649621

(この写真にも養分補給の兆しが現れたものがあります。小さいながらも葉色がよくなってきています)


 肥料を使えばこのようなことは分からないかも知れません。しかし、大きくなり始めたレタス、また葉色が好転し始めたレタスは明らかに養分供給がなされてきた状態であると思うのです。

 林さんは剪定チップの目安は1ヵ月に1センチ、その厚みになる量を投入するのがベターだと言われます。
 でも、それはあくまでも微生物の餌である以上、肥料のような感覚で取り扱うことはダメなのです。
 
 剪定チップを投入して、その投入されたものが微生物の餌として食べられ始めるのに約3ヵ月がかかるそうです。
 ですからそれを見越しての活用法が重要なポイントであったのです。

 「未来側から今を見る」

 林さんはいつもこの視点を身に付けなさいと言われております。

 それで、林さんの言葉通りの視点に立っていたならば、今回のレタスのような生育は防げていたかも知れません。
 定植後すぐに安定した養分供給を受けることが出来ていたかも知れないのです。

 「微生物の側に立って、作物の栽培時期に合わせていく。」

 そして、それを手っ取り早くした方法というか、その目安を林さんは「剪定チップの投入目安は1ヵ月に1センチ」と話してくれたのだと思いました。

 ただ、今までの肥料の投入量によって土壌の転換時期は異なることもありますが、炭素循環農法をやり続ければ「必ずいつかは到達できる。」と、そんな感じを強く受けました。

 
 表層5センチに微生物の餌を与え続けると同時に作物の栽培を続けるならば、作物が土を耕してくれるそうです。
 そして年々耕土は深くなり、早ければ3年で3mほど細い支柱が入るくらい土は団粒化していくと言われました。

 そこで取れた作物の味は、おそらく今まで一度も味わったことのない至高の味とでもいうのでしょうか、まさに創造主が与えてくれた天の産物であると思われます。

 ブラジルで約2年でそれに近いところまで到達した日系人の農家がおられるそうですが、日本ではまだそのせいぜい50%位までしか到達していない状況であるそうです。

 「自然界から生まれるものには貪欲になって取り組む事。」

 以上、今回の地元での交流会、及びまーぼうさんが開かれた交流会で林さんから学ばせていただいて胸に残った事柄を紹介させていただきました。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

神様の願い

忙しいという言葉は「心を亡くす」と書きますので、あまり使いたくない言葉であります。

それほど言霊というものは不思議な力を持っているものであるからです。

でもこの時期はやはり忙しくなります。

Crim0019

Crim0033

田植えはもう少し先になりますが、今、二度目の無肥料栽培の稲作へ向けて慌しい日々を送っています。

Crim0022

そういえば、先日ブラジルから一時帰国されている林さんが当地へ足を運んでくれました。

Crim0019_2

Crim0021_2 

まだまだ転換中の畑なので、見ていただくほどのものではないのですが、当日は26名の方が集まって来られ林さんのお話に熱心に耳を傾けておられました。

Crim0022_3

Crim0026

林さんは今全国各地で炭素循環農法を実践されている農家を回っておられます。

前日、一日日程に余裕ができたということで、一緒に伊勢神宮に行かせてもらうことができました。

約40年ぶりのお伊勢さんであったそうです。外宮、内宮と訪れる中で林さんは言われました。

『神社はお願い(祈り)に来るところではない。神社は神様の願いの実現に向けて「私に任せてください」と挨拶にくるところなのです。』

Crim0024_3

外宮の参殿に入り、皆が手を合わせているのに、私たちは手を合わすことをしませんでした。

でも小生は感じました。

奥の垂れ幕がゆっくりと吹き上がったことで、林さんが来たことに神様は喜んでおられると感じたのです。

・・・・・無償で全国を回るということ。

日本の裏側にあたるブラジルから日本に来ることだけでも大変なのに、それから約6週間にわたって全国を駆け巡っておられるのです。

その思いは神様の願いとでもいうのでしょうか。

そのお役に立てるのであるならば、この忙しさで心を亡くすことはないだろう。

小生はそのように思ったのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年4月 | トップページ | 2010年8月 »