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今年、林さんから学んだ事柄

  先ず始めに、今年もまた林さんがブラジルから帰国されました。

 3月に日本にやって来られ、今日本各地の炭素循環農法実践者を訪ねられ各地で講演されています。

 林さんのこの恒例とでもいう行事は全て無償なのです。

 それで4月29日、小生の田畑も見ていただくことが出来ました。

 その前日、伊勢神宮に行かれるという事でご一緒させていただきました。

 そして外宮の鳥居をくぐったとき林さんは次のようなニュアンスで話されました。

 「神社は願いや祈りをするために来るところではない。もし、神に祈りが通じるのであるならば、とっくのとうに平安な世界は訪れている。多くの聖者と呼ばれる方たちが今までどれほど祈りを捧げたのか、しかし世界は変わってはいないのが、その証しであるのです・・・・・。それよりも神様の願いを叶えてあげること。私はそのために神社に訪れるのです。」

 小生も多くの方々と同じように、今まで何十回といろんな神社に行かせてもらったことがあります。でもこのとき生まれて初めての体験をすることとなりました。

 外宮の参殿に林さんが入ったとき、奥の幕が吹き上がって来たのです。

 そして林さんは参拝をされませんでした。でも小生にはそのとき天が林さんに挨拶をされているような気がしたのです。

 それで小生もこのとき初めて生意気にも手を合わすことをしませんでした。それでも喜んでいただけたと思ったのです。

 

 その林さんから今年学ばせていただいたことを、以下に紹介させていただきます。

  今年もまた3月にいろんな種を蒔きました。
 でもどの作物もいい苗ができなかったというか、小さい苗が多かったのです。
 
 ・・・でも。
 今、その苗に変化が現れてきたようです。

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 (定植直後のレタス、植えてあるかどうかも分からないほど苗が小さかったです)

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  (現在のレタス)

 定植してから現在まで、ご覧のようにレタスの成長は止まっているかのようです。
 寒さのせいも若干あるかも知れませんが、養分の補給がなされていない状況であります。

 それが・・・。

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 (葉色が良くなり大きくなったレタスを発見)

 そのような状態の中で、少し変化が現れてきました。

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(この写真にも養分補給の兆しが現れたものがあります。小さいながらも葉色がよくなってきています)


 肥料を使えばこのようなことは分からないかも知れません。しかし、大きくなり始めたレタス、また葉色が好転し始めたレタスは明らかに養分供給がなされてきた状態であると思うのです。

 林さんは剪定チップの目安は1ヵ月に1センチ、その厚みになる量を投入するのがベターだと言われます。
 でも、それはあくまでも微生物の餌である以上、肥料のような感覚で取り扱うことはダメなのです。
 
 剪定チップを投入して、その投入されたものが微生物の餌として食べられ始めるのに約3ヵ月がかかるそうです。
 ですからそれを見越しての活用法が重要なポイントであったのです。

 「未来側から今を見る」

 林さんはいつもこの視点を身に付けなさいと言われております。

 それで、林さんの言葉通りの視点に立っていたならば、今回のレタスのような生育は防げていたかも知れません。
 定植後すぐに安定した養分供給を受けることが出来ていたかも知れないのです。

 「微生物の側に立って、作物の栽培時期に合わせていく。」

 そして、それを手っ取り早くした方法というか、その目安を林さんは「剪定チップの投入目安は1ヵ月に1センチ」と話してくれたのだと思いました。

 ただ、今までの肥料の投入量によって土壌の転換時期は異なることもありますが、炭素循環農法をやり続ければ「必ずいつかは到達できる。」と、そんな感じを強く受けました。

 
 表層5センチに微生物の餌を与え続けると同時に作物の栽培を続けるならば、作物が土を耕してくれるそうです。
 そして年々耕土は深くなり、早ければ3年で3mほど細い支柱が入るくらい土は団粒化していくと言われました。

 そこで取れた作物の味は、おそらく今まで一度も味わったことのない至高の味とでもいうのでしょうか、まさに創造主が与えてくれた天の産物であると思われます。

 ブラジルで約2年でそれに近いところまで到達した日系人の農家がおられるそうですが、日本ではまだそのせいぜい50%位までしか到達していない状況であるそうです。

 「自然界から生まれるものには貪欲になって取り組む事。」

 以上、今回の地元での交流会、及びまーぼうさんが開かれた交流会で林さんから学ばせていただいて胸に残った事柄を紹介させていただきました。

 

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