近況報告
久しぶりに日記を書きます。
さて、11月に入りもうじき麦の作付けが始まります。今回は前に報告させていただいたユメシホウという小麦を栽培する計画でおります。
この種は茨城県つくば市の商工会から購入しました。それで当地で推奨されている中力粉となる農林61号と比較するとユメシホウは以下のような特徴があるとされています。
農林61号との比較
・出穂期、成熟期は同じくらい
・稈長は10センチほど短い
・収量は同程度~やや多い
欠点
・茎立が早く、幼穂凍死に会いやすい
・凍上害(霜柱による株の浮き上がり)に弱い
・穂発芽・赤カビ病に弱い
それで栽培上の注意点としては
・遅播きにならないように11月中旬までに播種すること。
・播種量が少なくならないようにすること。
・播種が浅くならないようにすること。
・凍上害、幼穂凍死を避けるため、こまめに踏圧を行う(3回以上)。
・赤カビの防除をすること(開花期の薬剤散布が最も効果的)。
・製パンに適した高蛋白小麦にするため、開花前頃に追肥をする。
(目標:原粒蛋白12%以上、水田は蛋白が低くなりやすいので、特に追肥が必要です)
・穂発芽に弱いので、刈り遅れないようにする。
・・・となっております。
遅播き、播種量、播くときの深さなどは農林61号のときと同じなので別段問題はありませんが、はたして赤カビ病の防止や高蛋白の小麦になるかは無肥料無農薬の栽培なのでどのようになるかはわかりません。
今年の経験で言いますと農林61号でも無肥料だと稈長は短い結果となりました。また収量は極端に少ないようにも思いましたが、赤カビ病は出ませんでした。
お米も麦も当方にとって現時点で望ましい収量を挙げることは出来ませんが、たとえ収量が少なくても農協へ出荷するよりも喜んでいただける方に販売させていただくほうが当方としては満足してます。ただ、麦の場合は今年の収穫と同等程度になるならば採算も農協への出荷より特になります。
そのようなことで、現在、麦の作付けに向けての準備をすすめているところです。
来年の転作予定は1町3反、昨年と比べると8反ほど少なくなりますが、今までの考えのままでいたならばこの作付けは昨年同様前向きの考えで行うことはなかったと思います。
でも、今回ある出会いを通じて考えを180度転換することができたのですが、それと同時にもう1反ほど小麦の作付けをしてみる気持ちになったのでした。
(景色が気に入っていた田んぼ・ずっと荒れていました)
上の田んぼは、この辺りの風景が気に入っている田んぼでしたが、水の問題でお米を作ることをあきらめ畑として活用しようと思っていた田んぼであります。
ところがあれから2軒の方から畑をお借りする事が出来たことから、後回しになってしまい、実をいいますと昨年秋からずっと放置してしまった田んぼだったのです。草刈も約1年、全く行わなかった田んぼで本当に申し訳ないことをしていたのでありました。
その田んぼでも麦を作ろうと遅まきながら閃いたのです。
(排水を良くするための溝切り)
二日ほど前、注文していた種も届き、11月10日ぐらいを目安に播種する予定を立てております。
どんな小麦になるかはわかりませんが、放置してあった田んぼではそこそこのものが穫れてくれるような気がしております。
さて、次は畑です。
(タマネギの苗)
写真ではわかりにくいかも知れませんが、黒豆を栽培している畑でタマネギの苗を植えております。もう1200本ほど植えましたが、9月上旬に播種した苗がうまく育たず、これらの苗は購入苗となってしまいました。
この畑ではタマネギを5畝ほど栽培しようと考えて1畝に約600本ほど植えることができるのですが、全てを購入苗にしてしまうと苗代が高くついてしまうために、一か八かでハウスに種を播いてみました。それが下の写真です。
やっと芽が出始めてきましたが、1月頃に定植できればとなんとかなるとは思うのですが、これも失敗してしまうとそんな頃には苗を購入することはできません。でもこのタマネギに期待しようと思っております。
次にジャガイモの状態ですが、上の写真が現在の様子です。2ヵ月ほど芽が出てくれなかったジャガイモですが、今月の終わり頃にはある程度収穫が見込めるような状態まで育ってくれるようになったようです。
その他、白菜やキャベツ、大根、ブロッコリーなどの冬野菜も植えてありますが、これらは次の機会に紹介させていただきます。
簡単では御座いますが以上が近況報告となります。麦の作付けが終わると今度は来年の水稲栽培に向けて田起こしやチップの散布を行う予定を致しております。手抜き農法ではあるのですが、微生物を頼りにしている当方にとってやはりこの作業だけは手を抜くことができないようです。ですからこれから寒くなりそうではありますが、まだまだ作業は続きそうです。
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